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2019年7月15日月曜日

【報告】教え方D会場「授業の基本スキル」


4月27日(土)の教え方は午前午後の2会場。
午後はNPO TOSS石狩主催
「特別支援学習会」
オプション講座を行いました。

テーマは「授業の基本スキル」
日々の授業が安定すれば、支援の必要な児童も安心して集団の中で学ぶことができます。
「第一声の出し方」や「対応の基本スキル」を演習形式で体験していただきました。
参加者同士で笑顔も見られながら、楽しく熱く学び合いました。

また、子役付き模擬授業では、新卒の先生が模擬授業を行いました。
教室での瞬時の判断力。
対応のための「引き出し」を多く持つ重要性。
教師の授業行為がその子と学級にどのように作用していくのか。
高杉先生の解説で、分岐点が具体的に示され、様々な対応策が考えられることを学ぶことができました。

以下、報告です。
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D会場「支援の必要な子を巻き込む 基本の授業スキル」
※特別支援学習会オプション講座

1 日時
2019年4月27日(土)14:00~16:30

2 会場
札幌市厚別区民センター 視聴覚室
(厚別区厚別中央1条5丁目3-14)

3 講座内容
【講座1】短い言葉がテンポを生む 明確な指示の出し方
【講座2】声は全ての基本 「第一声」講座
【講座3】叱らなくても子どもは動く 授業に巻き込む手立て5
【講座4】特別支援の子に効果のあるオススメ教材3
【講座5】「重要用語の基礎知識」で基本対応をマスターしよう
【講座6】子役付き模擬授業と解説
【講座7】ブース演習「ポジティブノーリアクション」「セロトニン5」
【講座8】特別支援教育最前線
【講座9】Q&A

4 参加人数
(1)参加者 11名
(2)事務局  9名
(3)合計  20名

5 感想(アンケートから)
(1)子役付き模擬授業はとても参考になりました。細かい作業指示、言葉を削る等、実際に見、解説を聞くことでよくわかりました。教え方セミナーの講座はどれも実践を通過してきているのがよくわかりました。高杉先生の所信表明とっても参考になりました。ムダなことを削ぎ、緊張感のある中で楽しさも入れる。見なければわからないなと思いました。あのようにするから安心するのだなと思いました。空気感がとても参考になりました。(小学校 男性)

(2)いつも私は指示が長く子ども達がだれてしまう傾向があります。指示は「短く、明確」にしていきたいです。第一声の大切さを初めて知りました。練習していきます。用語集も調べながら何が必要かを考えて指導していきます。高杉先生の授業開き(趣意説明)大変勉強になりました。(小学校 男性)

(3)第一声、気にしたことなかったです。でも、「じゃあ」「はい、では」が多いので、ムダは減らさねければと思いました。高杉先生の学級開きの語りを参考に、私も学級開きしました。子どもたちは真剣に聞いてくれました。しかし、3週間たち、少しガタついているところがあるので、GW明け、もう一度「語り」を確認して、私自身が徹底しなければならないと思っています。(小学校 男性)

(4)演習が多くてとてもためになりました。「緊張」の持たせ方、すぐに実践して行きたいと思いました。(小学校 男性)

(5)叱らなくても子どもが動く手立てを色々と教えていただき、とても勉強になりました。余計な言葉を削り、今よりも明確な指示ができるように意識していきたいと思います。子役付き模擬授業については、自分だったらどうするかを考えながら見ることで、より深く学ぶことができました。これからも対応力を磨いて行きたいと思います。(小学校 男性)

以上です。