今回で通算38回。延べ1500名の参加をいただいております。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます!
第9期のテーマは
「目線の技能」
そして
「複数児童への対応」
です。
今回はプレイバック講座が復活しました!
参加者のリクエストで以前の講座をリバイバルするものです。
ただし、同じ内容をなぞる形ではなく、
参加者同士で分析を交流したり、対応を検討したりと、
学んだ知識をその場で使う「出力」の講座。
「ケーススタディ」に対して、学んだ知識をすぐに使って分析する。
極めて実践的な講座となりました。
また、サークル員の真野先生から、
「特別支援教育 重要用語の基礎知識」について紹介がありました。
アマゾンランキング
その使いやすい構成と、
実際に原稿を執筆した真野先生の教室での実践。
それらを合わせて紹介いただくことで、内容の確かさが伝わってきました。
休憩でも実物を手にとってくださる参加者の方が多くいらっしゃいました。
第9期も楽しく、実践的に学べます!
今後の講座もご期待ください。
以下報告です。
----------
特別支援学習会 第9期(1回目)
■日時:平成30年10月26日(金) 19:00~20:35
■場所:札幌市厚別区民センター(会議室A)
■テーマ『目線の技能を徹底解説!』
~特別支援の必要な児童が複数いる場合の対応~
■講師
高杉祐之 先生(江別市公立小学校 教諭)
真野二郎 先生(札幌市公立小学校 教諭)
■講座内容
【講座1】19:00~19:10
サークル員講座・・・
アマゾンで第一位になった重要用語事典の内容を解説(真野先生)
【講座2】19:10~19:30
プレイバック講座・・・
発達障害児の基礎知識「ASDの対応」(高杉先生)
【講座3】19:30~19:50
高杉先生はどこをどのように見ているか
学級映像を見ながら解説(高杉先生)
休憩 10分間
【講座4】20:00~20:20
事例演習・・・
公募事例を参加者で検討(高杉先生)
【講座5】20:20~20:45
Q&A(高杉先生)
■参加者
一般 18名
事務局 3名
講師 2名
計 23名
■アンケートから
(1)
具体的な事例から読み取れることの多さを今回も学びました。前回より少し考えることができるようになっている気がして、訓練を繰り返していくことが大切なんだなと実感しました。それにしても高杉先生が読み取る情報の多さ、さすがだなと思います。(小学校 男性)
(2)
実際の授業場面を見ながら高杉先生の視線や考えを解説していただいたので、とてもわかりやすかったです。練習の場面もあり、身になりました。(学生 男性)
(3)
目線は日々の積み重ねであることがわかりました。一つ一つの動きに無駄がない、素晴らしいです。意味もなく目線を動かしていました。見ているようで、見ていないことを深く反省。
「重要用語の基礎知識」が改めて価値ある本であることを再認識しました。(大学 男性)
(4)
どこに目線を向け、そのためにどのように動いているのかがよくわかりました。特別支援だからではなく、どの子にも対応できるもので来週からすぐに実践していきたいと思います。(小学校男性)
(5)
授業の組み立てがイメージできないと目線を全体、または部分に向けるのは難しいと感じました。授業力向上があって目線の技能になると改めて考えさせられました。自分に余裕がないとできないと思いました。(中学校 女性)
(6)
実際に見て、学級で真似できるような講座がとてもためになりました。音読時の巡回での圧力(?)のかけ方は自分もやっていましたが、ターンは初めて聞いたので、なるほどと思いました。事例演習、よかったです。Q&Aも良いですが、自分でも色々と考える力がつく気がします。今までの総復習の気がしました。(小学校 女性)
■【第9期】今後の日程
第2回…11月16日(金)
第3回…12月 7日(金)
第4回… 2月22日(金)
(終了しました)
第1回…10月26日(金)
以上です。