12月17日(金)特別支援学習会Web2021下半期を行いました。
今期のテーマ『予防』の2回目
「ASDこだわりの予防」
「どんな保護者も信頼を寄せる保護者対応」
の2本立てです。
休憩の5分の間も、質問が止まらず、
参加者の方々の熱意が伝わってくるひとときでした。
今回は56名の方にご参加いただきました。
参加者の方からのお誘い、での広がりも増えています。
大変ニーズの高いテーマだと思われます。
予防、不登校対応シリーズ、あと残すところと2回です。
次回の特別支援学習会Webは1月です。
1月7日(金)20:00-21:15
本当は理解してほしいODDの子どものアドバルーンを予防する
不登校からの生還ドキュメントその2
(申し込みフォーム)
また、オンラインセミナーin石狩も合わせて実施しています。
こちらもぜひご参加ください。
こちらもぜひご参加ください。
以下、報告です。
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〈下半期 特別支援学習会Web②〉
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〈下半期 特別支援学習会Web②〉
「ASDのこだわりを予防する」
1 日時
1 日時
令和3年11月5日(金)20:00開始 21:15終了
2 会場
Zoomによるオンライン学習会
3 講師
高杉 祐之(NPO TOSS石狩 代表理事)
4 講座内容
20:00 講座
【不安傾向をもつASDのこだわりを予防する】
【どんな保護者も信頼を寄せる高杉先生の保護者対応その1】
20:55 休憩
21:00 講座についてのQA
21:15 終了
【不安傾向をもつASDのこだわりを予防する】
【どんな保護者も信頼を寄せる高杉先生の保護者対応その1】
20:55 休憩
21:00 講座についてのQA
21:15 終了
5 参加者
56名(一般49名 事務局6名 講師1名)
6 参加者の感想(アンケートフォームから)
56名(一般49名 事務局6名 講師1名)
6 参加者の感想(アンケートフォームから)
(1)
趣意説明で合意をとる話が特に勉強になりました。今までの自分のやり方は「授業中は先生と友達の話を聞きます」で趣意説明をしたつもりでいました。でもそれは自分の単なる自己満足で過ぎず、子どもには全く届いていないことにショックを受けました。「こうすれば自分が得をする(かもしれない)」と子どもが納得して初めて趣意説明が成立することになることを今回学びました。
(2)
逃避行動の見極めはすごく勉強になりました。対応の基準と順番が明確でした。そのことを知っているか知っていないかで、今後の対応が変わります。知ることができ本当によかったです。
(3)
面談ノートを見ながら具体的な話が聞けたのが良かったです。保護者対応も児童と同様大切だと思います。最後のQ&Aでその子にとってどちらが幸せかというのが基準だと分かりやすいです。
(4)
ペアレントトレーニングについてです。すごい取り組みだなと感じました。わかりやすく説得力がありました。特に「逃避行動の見極め方」と「ゲームの予防」がとても勉強になりました。
(5)
趣意説明はものすごく大事だなと思いました。理由をあいまいにするのではなく、あくまで合意を図るためなので、こちらから含みを持たせたことをするのはよくないなと思いました。 また、高杉先生の面談メモをみて自分は面談中にこんなメモは書けないと思いました。
(6)
自閉的傾向の子への対応について、やってはいたけど意図まで認識していなかったこと、考えていたことの方向が合っていたと確認できたことが収穫でした。 趣意説明と合意が不足していると感じていたので、冬休みに考えていきたいです。
(7)
保護者との面談の手順を具体的に知ることができとても参考になりました。ペアレントトレーニング、メンタルケアと学ばないと対応できないことが多いですが、学習会でその機会が持つことができています。今日、ASDの子が視覚支援の対応でガラッと変わったのであらためてその効果を知ることができました。講座を受けると、学校でやってみたいという思いが湧いてきます。
(8)
視覚支援がどれだけ大切かが分かりました。 また、保護者対応の1つ1つがとても勉強になりました。逃避なのか、本当につらいのか、父性と母性、過干渉と過保護などなど、知っているのと知らないのでは、全然対応が変わります。保護者よりも知識がなければ話にはなりませんね。もっと勉強します。 質問にも答えて頂き、ありがとうございました。病院の先生の対応にちょっと疑問を持っていましたが、そういう意図があれば悪い対応ではないのだとわかり、安心しました。