NPO TOSS石狩がお送りする
高杉祐之先生による
特別支援学習会web2022上半期が始まりました。
今季のテーマは「アセスメント」。
今回は、時間を限定し、その中で、
何をどのように見取るか、を、具体的にお話しいただきました。
見取って、それをどう生かすかも整理され、
具体的に示されたおかげで、
アセスメントがいかに学級の安定に必要か、
改めて実感させられる講座でした。
次回は、7月15日、休み時間の友達関係を見取る!です。
一学期の締めくくりにぜひ!
以下、報告です。------2022年上半期 特別支援学習会①1時間目が始まるまでの見取り方<今日の調子を見取る>
1 日時
令和4年6月17日(金)20:00開始 21:15終了
2 会場
Zoomによるオンライン学習会
3 講師
高杉 祐之(NPO TOSS石狩 代表理事)
4 講座内容
20:00 講座1 アセスメントの基礎知識
「1時間目が始まるまでの見取り方…今日の調子を見取る」
20:30 講座2 事例検討
20:50 休憩
20:55 講座についてのQA
21:15 終了
5 参加者
43名(一般38名 事務局4名 講師1名)
6 参加者の感想(アンケートフォームから)
(1)
教師側の線引きを明確に伝えることの大切さを改めて感じました。基本楽しく、でもやることはきちっとやるという姿勢、自分も目指していきたいです。また、できる行動をしてから褒める、趣意説明をするという順番もなるほどなと思いました。できない子に対する優しさをいつも高杉先生から感じていて、素敵だなと思っています。
(2)
朝の30分だけでもどんなアセスメントができるか、観点を知ることができてためになりました。月曜日から意識していきたいです。「優先順位の視覚化」をせずに、できない子への対応を考えていたことに気付けました。
(3)
朝の段階で11もアセスメントし、それぞれに深い意味があることがすごいなあと思ってお話を伺っていました。12名のクラスですが、3分の1が靴のかかとを踏んでいます。家庭的に難しい状況のお子さんばかりなので、高杉先生のお話がドンピシャで合ったのでびっくりしました。
(4)
今までで最強の1年生を担任しています。ベテランの先生方にも「こんな1年見たことない!」と言われています。毎日、近所のおばさん状態で「あれしなさい!」「なんでそんなことしてるの!」とへとへとです。もっと楽しみながら、できている子、がんばっている子に目を向けていこうと思いました。アセスメントのやり方を知りたいと思っていたので、フェイスブックでこのセミナー情報を知り申し込みました。知りたい情報がたくさんありました。次回も楽しみです。
(5)
学級の楽しい様子がよく伝わってきました。線引きの話では、トーンの変え方などとても参考になりました。
(6)
久しぶりに参加させていただきました。改めて特別支援対応はどの学級・どの子にも必要不可欠なものだなと再確認できました。魔の6月。落ち着かない子、教室を飛び出す子、担任に反発する子が続出し、その対応に追われました・・・。また、月曜日から笑顔で子どもたちに接することができそうです。
(7)
別の講座から本講座を教えていただき、どんな内容かわくわくして受講しました。今回、自分の持ってる子どものみとりかたにより深いメスを入れていただいたと思っています。子どものアセスメントの仕方にここまで具体的に看取る方法があるのか、と衝撃を受けました。
(8)
朝のアセスメントが後で項目ごとに色分けされてまとめられていたのが、とてもわかりやすかったです。
(9)
朝のアセスメント、大変参考になりました。ありがとうございました。特に、ざわついたり落ち着きがない雰囲気のときに、『教師の落ち着きに同化させる』という方法があるということを知って目からウロコでした。まさに今日、一週間の疲れが溜まった金曜日、子どもたちが落ち着きなく、ちょっと危なっかしい雰囲気があったので、体を動かすゲームを予定していた時間をchromebookを使った学習に切り替えたところでした。今日学んだことを、今後子どもたちの見取りや指導に活かしていきたいと思います。
(10)
始業式から約1ヶ月ほどの短い期間で、「いつもと違う」が見とれるようになることにとても驚きました。もっともっとアンテナを張っていかなければと痛感しました。上靴点検始めます。
以上です。