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2020年11月29日日曜日

【案内】12月4日(金)のオンラインセミナー

12月4日(金)のオンライン講座内容をお知らせします。

対応の<直観力>を身につけろ!咄嗟の選択肢を増やす
がテーマです。

教師力のバロメーター<直観力>を磨く!

プロが瞬間的に選択した行為は、素人が考えに考えた行為よりもはるかに優れています。
<直観力>とは、その場面や状況に合わせて最も適切な方法や技術を瞬間的に選択できる力です。
インプットとアウトプットは両輪。
「授業」と「対応」の場面における「引き出し」を増やし、
状況に合わせた技術を繰り出すためのポイントをご紹介します。

↓ 講座を申し込まれる方はこちらから!
https://forms.gle/CiyQNV28gZWLCURg9



12月4日(金)オンラインセミナー講座内容です。

講座1「一つの対応に万策をもて。選択肢の増やし方。」

瞬時に対応する第一段階は、「いくつもの対応を知っている」ということです。
対応を知らなければ、いつも同じ方法に頼るか、その方法が通じない場面では手も足も出ないか、のいずれかしかありません。
対応は「経験」で増えるのではなく、「勉強」によって増えていきます。
対応を増やす具体的な方法と、その方法が効果を上げる精度を高めるポイントをお伝えします。

講座2「こう言われたらこう返す。やんちゃの上をいく切り返し。」

やんちゃな子を統率するには、その上をいく大人の対応が必須です。
しかも、その子の良さを生かしつつ、あっと思わせる対応。
適切かつ瞬時に対応を返せなければ、
「この先生は、大したことはないな。」
と感じ取られてしまいます。
やんちゃな子は喧嘩のプロです。
それは、エネルギーと知的さの裏返しです。
叱りつけて抑えるのではなく、
「この先生は一味違うぞ。」
と思わせる、切り返しのポイントをお伝えします。

講座3「判断基準が対応を左右する。叱りと無視のバランス。」

問題行動への対応原則は、「減らしたい行動は無視する」「危険な(許されない)行動は止める」です。
しかし、集団を統率するためには、無視や制止だけではなく、「叱る」ことも時には必要となります。
その際に頭を悩ませるのは、「どこまで無視をして良いのか」「これは叱っても良いのか」ということ。
日々の現場では、その判断を一つ一つじっくりと行う余裕はありません。
瞬時に判断するために、どのような基準を作っておくのか。
その具体的な判断基準と考え方についてお伝えします。

講座4「直観力を磨く方法その2。アウトプット編。」

直観力は瞬時の技能ですが、一朝一夕では身に付きません。
身に付けるための、訓練、教師修業が必要です。
直観力は、アセスメントと対応が表裏一体。
子どもの様子や行動を見とった瞬間、体が反応できるようにする。
対応が次々と繰り出されるようにする。
そのためには、学んだことを出力する機会を意図的に設けなければなりません。
知識を技能化するための、対応の直観力を鍛えるアウトプットの方法をお伝えします。

高杉祐之の教育談義・情報も満載!

講座開始前から最新・有益情報が飛び交う。
講座では語られなかった「あれども見えず」を鋭く解説!
毎回好評の「Q&A講座」もあります!

ぜひ、ご参加ください。


オンラインセミナー下半期は残り2講座となりました。

(セミナーHPはこちら)
https://sites.google.com/toss2.com/ishikari-onlinesemi/%E4%B8%8B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E3%81%AE%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8


資料代について。

1講座  1,000円
4講座まとめてお申し込みいただくと  3,000円

※4講座をまとめてお申し込みいただく場合、5,000円で6講座全てを受講できます。1講座ごとに6回お申し込みいただくよりも、1,000 円得になります。

↓ 講座を申し込まれる方はこちらから!
https://forms.gle/CiyQNV28gZWLCURg9
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2020年11月26日木曜日

【報告】11月20日(金)特別支援学習会Webを開催


11月20日(金)特別支援学習会Web
WITHコロナの時代に子どもを守る指導と対応③
【知的興奮のある授業】
を行いました。

ADHD,ASD,SLDそれぞれに対応した基本的な授業の仕方が示されました。
講師の高杉先生が、ご自身の学級でどのように授業されているか…
実際にやってみせてくださいました。
体感することは大事ですね。
やはり参加して得られることは貴重です。
また、授業の多層構造…つまり個人に応じた流れを作ることが
いかに大事か、もわかりました。
まだまだ奧が深く、学ぶことはたくさんありそうです。

本日は34名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

次回は12月18日(金)20:00-21:15
WITHコロナの時代に子どもを守る指導と対応④
【保護者との信頼関係を築く】
家庭に不安がある子どもの支援方法
保護者との信頼関係作りステップ

また、オンラインセミナーin石狩も合わせて実施しています。
こちらもぜひ、ご参加ください。

(セミナーHPはこちら)
https://sites.google.com/toss2.com/ishikari-onlinesemi/%E4%B8%8B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E3%81%AE%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

以下、報告です。

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<特別支援学習会Web>
テーマ
WITHコロナの時代に子どもを守る指導と対応③
【知的興奮のある授業】

1 日時
  11月20日(金)20:00開始 21:15終了

2 会場
  Zoomによるオンライン学習会

3 講師
  高杉 祐之(NPO TOSS石狩 代表理事)

4 講座内容

20:00 講座1【知的興奮のある授業】
      ドーパミンを放出させる手立て。
      どの子も満足する授業のタイムライン。
      講座に対するQA。
20:40 休憩
20:45 講座2「事例検討・QA」
21:15 終了

5 参加者

  34名(一般26名 事務局7名 講師1名)

6 参加者の感想(アンケートフォームから)

(1)
日常の授業の質を上げるヒントをたくさんいただきました。「速射砲」、とてもよくわかります。といっても、まだまだ高杉先生のようなレベルには程遠いです。腕を磨き続けます。手数を増やしていきます。高杉先生のお話や事例がとてもわかりやすかったです。ありがとうございました。

(2)
速射砲のような対応の片鱗を感じることができました。勉強を重ねてできるようになりたいと思いました。ありがとうございました。

(3)
ありがとうございました!どの子にも個別最適化できる授業ができるようになりたいです。勉強になりました。

(4)
QAからの参加でしたが、高杉先生のAを聞いて、とても納得しました。ありがとうございました。

(5)
即座に対応、起きる前に対応、予防的に対応の3つの話が印象に残りました。6担で、まさに同じ部分を学習したところだったので、当たり前ですが、自分と違う授業展開に唸り、勉強になりました。

(6)
タイムマネージメントのお話が大変ためになりました。担任外なので教室にヘルプで行くときがあるのですが,子どもたちの状態に応じず全部一律に指導する担任(若手)が多いので,今日学んだことを伝えていきたいと思いました。ありがとうございました。

(7)
ASD,  ADHD, SLDなど、個々に応じた対応をリアルタイムで行う大切さを再確認できました。授業者主体になってしまっていたことを反省するきっかけになりました。

(8)
「先生がやりたい授業ではなく、一人一人に最適化して確実に力を付ける授業」という話が、今のこの時代にとても大切なことだと改めて感じました。高杉先生の講座やアドバイスの一つ一つが、いつもわかりやすく子どもたちの様子が目に浮かびます。今、人が集まる研修ができなくなった若い人たちに、もっと高杉先生の話を聞いてほしいと強く思っています。今日も充実した学習会を開催していただき、ありがとうございました。

(9)
タイムラインを意識しないといけない意味がよくわかりました。プロであるならば、それぞれへの指導の意図を説明できないといけません。瞬間瞬間の対応も見事ですが、子どもの様子や特性を見極めて今後も指導していきたいです。

(10)
ADHD(楽しくテンポよく),ASD(不安なく),SLD(スモールステップ)それぞれに対応した基本的な授業の形が、よくわかりました。授業の多層構造、聴いていて楽しく、高杉先生は鮮やかにこなしていらっしゃいますが、自分でやるとなると難しいと感じます。自己満足に陥ってしまいがちです。まずは適切なアセスメントから、心がけます。今後、この多層構造をより詳しくうかがいたいです。
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2020年11月15日日曜日

【報告】グレードアップセミナー第4回11月講座を行いました。


「グレードアップセミナー第4回11月講座」を行いました。
『尊敬される教師になる』をテーマに
8月からスタートしたこのセミナーも、4回目を迎えました。
今回は「教師力・人間力を高める」を話題に
さまざまな観点からお話いただきました。

1時間15分が瞬く間に過ぎました。
とても充実した瞬間瞬間を体感し、
これで終了、お疲れさまでした、が
え?もう終わり?という感じでした。
終わったそのときから
次が楽しみになる、そんなセミナーです。

次回はいよいよ最終回、12月27日(日)を予定しています。
テーマは再び!『教師力・人間力を高めるⅡ」です。

このMLで読んでくださる方々みなさま
きっと関心の深いテーマだと思います。
伴先生から一緒に学びませんか。

大変贅沢で感動的なひととき、となることと思います。

お申し込み、お待ちしています。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScl6S5ERbg3rI4GnRvygbk6jJX9Eus-KjDK88-nG-euG2G_1g/viewform

HP
https://sites.google.com/toss2.com/grade-up2020/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

以下報告です。
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【グレードアップセミナー】
1 日時
令和2年11月15日(日)20時00分〜21時15分
ZOOMによるオンラインセミナー

2 内容 「教師力・人間力を高めるⅠ」
  QA

3 参加者 一般65名 
  事務局   10名
  講師     1名
  計     76名

4 参加者の感想(抜粋)
素晴らしいセミナーをありがとうございました。
グレードアップセミナーでは、毎月元気をいただいています。
学級経営や授業の中で大切にしていきたい考え方をいただきました。 

正しく価値ある情報を仕入れるためには、掃除をしたり人に良いことをすることという伴先生の答えに一番驚きました。一見関係が無さそうにみえても、実は徳を積む行為がそういったところに関わってくるのだということが今日の学びでした 。

どのような問いにも明確な答えをいただけるので、聞いているだけで気持ちが晴れ晴れとします。次回で最後?続きを期待しています。   


価値ある情報を得るためには、掃除をする、自分から挨拶をする、人が喜ぶことをする、つまり,あいつに情報を流してやろうという気持ちにさせることが大切であるということに心が震えました。 


問題行動が起こるのは満たされていないから、授業がつまらないからということがとてもよくわかりました。授業を楽しくする工夫、楽しいイベントを企画することを意識して取り組んでいくようにしていきます。時短で授業を進めることを意識し、いつ休校になってもいいように準備したいと思います。自分に投資をして学び続けていきます。読書の方法が進化していると思いました。読み上げの機能を使ったことがないので、やってみます。


正しい情報が日常の身の振り方で決まることや5Gの意図が特に衝撃的でした。伴先生でなければ聞けないお話でした。


ウソをつく子、当番をさぼる子、いじわるをする子、不登校の子、こういった子たちに「その子を変えたい」という思いが自分の中にあったように思うが、伴先生はその子を変えようとしていない。徹底して人として、そこにそのようにいると認めている。スタート地点が違う。


あっという間の1時間でした。伴先生が、時間ぴったりお話を終えられるところがすごいと思いました。冒頭の、相性があるのが人間、ウソをつくのも人間、さぼるのも人間。そう思えば、心に余裕が出ます。


「続く人の条件」が一番心に響きました。向上している実感がもてないときも、認められないときも、「通過点」だと捉え、コツコツと亀のように努力することを大切にします。伴先生のお話を聞き、自分の中にある「ぶれない軸」を太く芯のあるものにできたように思います。薄皮を積み重ねていきます。ありがとうございました。