特別支援学習会第10期(2回目)を行いました。
2学期を目の前にして、日常の教室に見られる
不適応行動について学びました。
子どもの不適応行動の8割は
こちら(教師の責任)という考えのもと
子どもの行動を分析し、
なぜこうなるのか、どうすればよいのか
原因や対応を考えることが大切、という
基本的で貴重なお話でした。
特別支援教育。重要用語の基礎知識の活用講座は
好評で回数を重ねています。
このような学習会に来られていると
勤務校で研修を担当することなどもあるかもしれません。
そのときにとても役立つ、と思われる講座でした。
子役付き模擬授業では、初任者の先生が
落ち着いた授業を見せてくれました。
全体を優先する
1人に縛られない
集中する様子がみえるとすぐに的確な指示を出す、など
良い対応をたくさん学ぶことができました。
次回は9月27日、第10期の3回目(最終回)です。
以下、報告です。
特別支援学習会第10期2回目
◆日時 8月19日(月)19:00~21:00
◆場所 厚別区民センター
◆テーマ 不適応行動のアセスメント
ABC行動分析(知識と演習)
【講座1】19:00〜19:25
不適応行動のアセスメント
どのような行動が不適応行動なのか。
困り感か注意喚起か、の見極め方
見極めかたの原則
【講座2】19:25〜19:50
ABC行動分析(知識と演習)
ABC行動分析(知識と演習)
ABC行動分析とは何か。
事例をもとに実際に書き込む演習
【講座3】20:00〜20:10
事典の活用講座
事典の活用講座
【講座4】20:10〜20:25
子役付き模擬授業
【講座5】20:25〜20:40
QA
参加者
一般 26名
事務局 7名
講師 1名
合計 34名
【参加者の感想】
・ABC分析シートの使いかたが演習を通してよくわかりました。
アイディア、知識ともにたくさん得られ、よかったです。
・高杉先生の対応が具体的、実践的でとても参考になります。
ABC分析シートの使い方が具体的に理解できました。
・ABC分析シートの原因は思いつきますが、環境調整や代替行動が
考えつきません。もっと対応策を思いつくように学んで行きたいと
思いました。
・聴いているだけよりも隣の人と話しをすることで、
自分の知識がどれだけあいまいなのかわかります。
人に説明できるくらい身につけていきたいです。