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2023年2月23日木曜日

【報告】特別支援学習会Web 図工授業の組み立て方



特別支援学習会Webを行いました。
今回は2022下半期の最終回。
図工授業の組み立て方を学びました。
今期の学習会はこれで終了です。

2023年度上半期の日程が決まりましたので、間もなくご案内いたします。
下の方に記載しています。
「リアル会場」「オンライン会場」のハイブリッド開催です。
ぜひ、ご参加ください。
以下、報告です。
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2022年下半期 特別支援学習会④
<図工授業の組み立て方>

1 日時 令和5年2月17日(金)19:00開始 20:45終了

2 会場
  リアル会場:江別市大麻公民館 視聴覚室
  オンライン会場:Zoom

3 講師  高杉 祐之(NPO TOSS石狩 代表理事)

4 講座内容
  第1講座 図工授業の組み立て方+模擬授業
  第2講座 リクエスト講座
      「ADHD児童の特性を生かした学級経営のポイント」
  第3講座 事例検討
  第4講座 QA

5 参加者
  ①リアル会場    6名(一般 1名 事務局4名 講師1名)
  ②オンライン会場 30名(一般27名 事務局3名)

  計        36名

6 参加者の感想(アンケートから)
(1)
QA、図工苦手な子への対応が良かった。頑張った事を褒める。苦手な子の気持ちを考えて配慮するのが優しいと感じた。児童は、図工が苦手でも少し頑張ろうと気持ちになるだろう。数少ない電動糸鋸を時間(7分)で交代する。待っている間に算数スキルをやる事は考えてなかったので驚いた。しかし真似できます。図工苦手な子と出会ったら追試します。

(2)Qをチャットで集計してくれるので質問しやすく、本当に知りたいことを知れてよかったです。

(3)図工では、完成形をつくることで、子供の見通しはもちろん。どこでつまずくか、教えなければいけないか、教師が把握するために非常に大事なことだと思いました。その時、前もって、完成形を見せておくことが、驚きや作りたいといった欲求を阻害してしまうと無意識に思っていたのですが、前もって完成形を見せた方がいい、というのは驚きでした。また、今回のQAは特に秀逸でした。教師の指示したことを変えてくるのは、評価としてはダメなものだと思い、反発に感じ嫌だったのですが、やってくれるだけまし。さらにいいものを作るんだからいいじゃない、という考えに深く納得しました。

(4)事例検討でのアセスメントの視点、いつも勉強になります。一人一人を見ようとする意識がないと見付けられないことがたくさんあるんだなと改めて考えさせられます。また、注意喚起行動はポジティブノーリアクション、強化したい行動をした方が気持ちよく楽しいという経験をさせてあげることが必要というお話は、何度も講座で出てきていますが、その通りですよね。今、身近にいる特別支援の必要な子へのよいヒントをたくさん学ぶことができました。

(5)なかなか学ぶことができない図工の授業の組み立て方を学ぶことができて面白かったです!