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2025年2月1日土曜日

【報告】上田セミナー

 
TOSS高校代表の上田浩人氏をお招きし、セミナーを開催しました。
教師修業、高校での実践などをお話しいただきました。

「上田浩人セミナー」
2025年2月1日(土)19:30〜21:00 ZOOM

参加人数33(参加者27、事務局5、講師1) 

講座内容
第1講座  上田の源流 僕はこうやって教師修業をした
第2講座  生徒の自尊感情を高めるホームルーム経営の進め方〜当番一人一役など、価値付け、生徒のやる気と意欲を引っ張りだすホームルームのしくみ〜 
 第3講座  上田のベスト授業 「DNAのメス「クリスパー」と人類の発展〜ゲノム編集がもたらす光と影〜」 
 第4講座  どんなジャンルでもどんとこい!! DEEPなQA 

 参加者の感想
 1)教師の立ち位置や生徒との関わり方についてのお話も、大変印象に残りました。「子どもの近くにいる」という意識の重要性を再認識しました。朝の職員会議が終わった後、すぐに教室へ向かい、生徒の様子を観察すること。昼休みに生徒のいる場所へ行き、関わりを持つこと。これらの積み重ねが、生徒との信頼関係を築く基盤となることを学びました。「学校が平和に感じられるかどうかは、教師がどこを見ているかによる」という言葉には、考えさせられるものがありました。

 2)授業の重要性についても、多くの気づきを得ました。「授業が学級経営の基盤となる」という考え方に深く共感しました。授業が単調であれば、生徒の学ぶ意欲も下がってしまいます。生徒が活躍できる場を意識的に作り、学びを楽しめる授業を展開することが、学級の雰囲気にも良い影響を与えるのだと実感しました。短時間で要点を押さえ、分かりやすく伝える工夫が必要であると感じました。 また、指導の在り方についても、大変考えさせられました。「怒るより叱る、叱るより呼ぶ」という言葉が印象的でした。生徒を感情的に叱るのではなく、まずは予防の声かけを徹底することが大切であると学びました。問題が発生する前に適切な指導を行い、生徒が自ら気づけるような関わり方をすることが、学級経営の安定につながるのだと強く感じました。ホームルーム経営を楽しくすることの大切さも、改めて実感しました。教師自身が笑顔でいることで、クラスの雰囲気が明るくなり、生徒も安心して過ごせる環境が生まれます。授業や日々の指導を通じて、教師自身が楽しみながら、生徒と共に成長することが何よりも重要なのだと感じました。 本日のセミナーで得た学びを、今後の学級経営や授業運営に活かしていきたいと思います。貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。

3) 上田先生の明るさと謙虚さが伝わるセミナーでした。初任時代の話に驚きました。今でもかかわりがある事はすごいなと思いました。「学校に来たのに一言も会話しないことは~」はハッとしました。クラスの授業がないときこそどのようにかかわるかが大切だと思いました。講座を受けていく中で、授業技量検定を受け続けることが大切だと思いました。日ごろから明るく楽しく生活することが大切だと思いました。次回のセミナーも様々な話を伺うことができるのではと思い楽しみにしています。