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2021年9月25日土曜日

【報告】特別支援学習会「SLDの基礎知識と対応」

9月24日(金)特別支援学習会Webの第4弾。
「SLDの基礎知識と対応」講座を行いました。

今回は54名の方にご参加いただきました。

算数の授業で、個人差ができてどうしようか…と思う場面は
多くのかたが経験するのではないでしょうか。
今回の講座では、
その見取り方、対応法を
具体的に教わることができました。

あるある、と思い当たる場面に対しての
対策を知ることがで、
明日からの活力につながります。

次回の特別支援学習会Webは11月です。

11月5日(金)20:00-21:15
※講座内容は近日中にお知らせします。

また、オンラインセミナーin石狩も合わせて実施しています。
こちらもぜひご参加ください。


以下、報告です。

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〈上半期 特別支援学習会Web④〉
「SLDの基礎知識と事例対応」

1 日時
  令和3年9月24日(金)20:00開始 21:15終了

2 会場
  Zoomによるオンライン学習会

3 講師
  高杉 祐之(NPO TOSS石狩 代表理事)

4 講座内容

テーマ
初級編【これを知って成長させる~SLDの基礎知識】
対応編【算数の問題が一人で解けない~ノートに書けない・正しく理解していない】

20:00-20:20 講座1 初級編(基礎知識)
20:20-20:50 講座2 事例対応編(なぜそれが必要か)
20:50-20:55 休憩
20:55-21:15 事例検討・QA
21:15    終了

第1講座 初級編(基礎知識)
<これを知って成長させる~SLDの基礎知識>
①SLDの子どもが見せる特徴。
②授業でアセスメントするときのポイント。

第2講座 事例対応編(なぜそれが必要か)
<算数の問題が一人で解けない~ノートに書けない・正しく理解していない>
①授業のタイムマネジメント(早い子、遅い子をどう調整するか)。
②苦手な子も落ちこぼさない覚悟と方法。

5 参加者

  54名(一般46名 事務局7名 講師1名)

6 参加者の感想(アンケートフォームから)

(1)
講座1の「教師の指示への子どもの反応からアセスメントする」という考え方はしたことがなかったので、ためになりました。子どもの様子を見て、解釈をするということをしていきたいです。QAも来週からすぐに意識していきたいことを教えていただきありがたかったです。

(2)
SLD初めて聞きました。名称も考え方も捉え方も日々変わって行っているのだと知りました。時々,勉強しなければと思いました。早くできた子と遅い子の空白を埋める手立てが参考になりました。

(3)
タイムマネジメント、どの授業でも必要なことなので、できるだけ色々な方法を学んでいきたいです。今は担任外ですが、教科書チェック含め、改めて大事なことを確認することができて良かったです。貴重なことをたくさん学ばせていただきました。

(4)
タイムマネジメントの"関所"など、具体例がとても分かりやすく勉強になりました。ありがとうございました。

(5)
SLDの見分け方が特に勉強になりました。通常学級で支援し続ける難しさがわかりました。

(6)
早く終わった生徒が、遅い生徒が終わるまでにどうさせるかは、大変勉強になりました。

(7)
SLDの概念とタイムマネジメントの方法がまさに今知りたいことで、とても勉強になりました。クラスにいる、勉強のできない子への支援がうまくいかず、「全体後に個別」と指導しでも個別になかなか辿り着けない状況にありました。また、早い子の空白をどう埋めるかで悩んでいました。まず、アセスメントをどのように取るのか、そもそもSLDの考え方は何か、という出発点からもう一度学び、全員が参加できる授業ができるよう自分を鍛えていきたいと思います。「勉強ができない=問題児」ではなく、子供の幸せのために、あやゆる手を打てる教師を目指し、精進していこうという勇気をいただきました。

(8)
タイムマネジメントについてのエッセンスを学べました。空白ができない授業進行は、向山型の板書、指示の引き出しなど様々な技術で成り立つことが確認できました。これからも学んでいきます。

(9)
高杉先生の子供への対応がとても勉強になりました。支援が必要な子だけを特別扱いにするのではなく、誰でも同じようにしてもいい、でも実際はそうはしないようにするための子供への返しが絶妙だと思いました。楽しい雰囲気の中でもやらなければならない(やりたい)と思わせるどういう空気を出せるように頑張ります。

(10)
前半の講座では、自分がいかに勉強不足で、子供の可能性を摘んできてしまっていたのかと恐ろしくなりました。後半の講座では、新しい知識と共に、これまでやってきたことの良し悪しを整理しながら聞いていました。高杉先生のお話を聞き、正しい知識・技術を学び、技能として使いこなせるよう昇華すべく、学び続けようと、改めて思いました。

2021年9月13日月曜日

【報告】グレードアップセミナー9月


伴一孝先生をお迎えして、
最強の授業理論を学ぶセミナー、後半がスタートしました。
今回からは『発問を極める』とし、
参加者の方々から発問を募集。
それに伴先生がコメント、評定をしてくださる、という
豪華な演習形式です。

教材は3本。それぞれに多数の発問が寄せられました。
伴先生のコメント、評定をいただきました。 QAも充実! いつものことですが、今回もたくさんの学びを得ることができました。

10月は、『体育』が教材です。
確かな手応えのある授業を目指すならば必須の学び場。
ご参加お待ちしております。


お申し込み
【グレードアップセミナー】
1 日時
令和3年9月11日(日)20時00分〜21時15分
ZOOMによるオンラインセミナー

2 内容 発問を極める『道徳』

3 参加者 一般32名 
  事務局    6名
  講師     1名
  計     39名

4 参加者の感想(抜粋)
このような形式のセミナーは初めてでした。自分も発問の作成にチャレンジでき、さらに評定をいただくことができたので大変勉強になりました。素晴らしいセミナーをありがとうございました。  

今日はありがとうございました。教材を疑って読む、変なところなどを意識していくなど、気を付けなくてはいけないと改めて思いました。発問を考えるときに、どのような視点で考えていくのか、教材とあっているのか、子供達に合わせることができるのか、今後考えながら指導していきたいと思いました。しばらくことばの教室なので、道徳の授業をする機会はないかもしれませんが、学んだことを活かしていける機会を見つけ取り組みたいと思います。

参加型で評定のあるスピード感あふれる講座、とても心地よいです。個人的にジェットコースターに乗っている気分でした。「かっこいい」は、これまで伴先生はじめみなさまからお教えいただいた中からぱっと出たキーワードだと考えています。それを講座で取り上げていただき、うれしかったです。 

事前に発問を募集するという形はとてもいいと思いました。セミナーに能動的に参加できました。今回紹介された発問の中では、「ふみおくんは、どうすればいちばんかっこよかったですか」が「一番良かったです。はじめは2年生に最適な発問だと感じましたが、QAを聞いて、高学年でも使える発問だと思いました。それから、思いがけず自分の発問を伴先生に取り上げていただき、応募して良かったと思いました。