特別支援学習会《第9期》の4回目を行いました。
今回も盛会で終了しました。
太田千穂先生の「作文が書けない子」への対応。
何が原因で書けないのか、
どのような手立てがよいのか、
わかりやすく示されました。
このようにする、というお手本があるとできる、ということが
よくわかりました。
子どもたちだけではなく、私たち大人も 、ですね。
今回のメインは
「授業以外での目線~給食・掃除」。
授業ではない日常で、
高杉先生がどのようにみているか、という講座です。
特別ではない日々の指導。
それでも以前(5月)と現在を比較して、
いかに子どもたちが成長しているか、
映像からはっきりとわかりました。
こちらも、どのように手立てを講じてきたのか
具体的にお話くださいました。
目の前の子どもにどう対応しようか、
迫られている事例検討。
限られた情報から状況を読み取り
子どもにとって、保護者にとってよりよい対応を選択されるのが
鮮やか!でした。
今回をもちまして第9期、すべて終了いたしました。
たくさんの方にご参加いただきました。
第10期もすでに参加ご希望が13名!
基本的な知識の習得、
そしてその知識を生かした効果的な指導・対応
それらを身につけるべくさらに学びを深めていきたいと思います。
ご一緒にいかがですか?
お申し込みお待ちしております。
以下ご報告です。
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特別支援学習会 第9期(4回目)
■日時:平成31年2月22日(金) 19:00~20:45
■場所:札幌市厚別区民センター(視聴覚室)
■テーマ『目線の技能を徹底解説!』
~特別支援の必要な児童が複数いる場合の対応~
■講師
高杉祐之 先生
太田千穂先生
■講座内容
第1講座 19:00~19:10
サークル員講座
特別支援重要用語事典より
第2講座 19:10~19:30
プレイバック講座
アセスメントの見極め
(わがままか障がいか)
第3講座 19:30~19:50
授業以外(休み時間、給食、掃除)はこのように見る。
教室での居場所と目線。給食と掃除で特に見ること。
休憩 19:50~20:00
第4講座 20:00~20:20
事例研修
第5講座 20:20~20:45
QA
■参加者
一般 19名
事務局 6名
講師 2名
計 27名
■アンケートから
・給食・掃除での進行状況、前進した仕事、偶発の問題の処理について
具体的な対応策をどのようにすればよいかと学ぶことができました。
・高杉先生が何をチェックしているのか、どう対応するのか、が
とても勉強になりました。
・目線も言葉がけも教師自身の人となりが影響するのかな、と思いました。
・子どもの変化がよくわかりました。
・最近、原因をしることでその子への考えや対応が変わり、子どもとの
関係がよくなりました。
・放課後デイサービスで働いています。とても参考になりました。仕事に生かしていきたいと思います。
・不登校傾向の子への、担任、担任外、母親の対応を変え、登校できるように
なりました。わがままと障害の見極めは本当に大切だと再認識しました。
・ワーキングメモリがどれほど重要なのか、もっとまなばなければならないことがわかりました。
◆今後の日程
【第10期】不適適応行動への対応を習得するその1
~知識を得て正しい判断と対応を~
2019年
①6月14日(金)不適応行動の分類
②8月19日(月)不適応行動のアセスメント
③9月27日(金)不適応行動への対応