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2020年9月27日日曜日

【ご報告】グレードアップセミナー9月報告「ぶれないメンタル」

「グレードアップセミナー第2回9月講座」を行いました。
8月からスタートしたこのセミナーは、
12月まで月一回のセミナーを行います。
月ごとにテーマが決まっていて
LINEグループでテーマについて参加者の方々で交流しています。
さまざまな考えを知ることができ、そこから
伴先生にお聴きしたいことも見えて来ます。
知りたいことを教えていただき、
それを実践してみる、という形です。

先ほど終了したセミナー、
じわじわと感動が押し寄せ、やがて深く感動となって
心に染みこんでいく…というような表現がぴったりでした。
テーマの「ぶれないメンタル」を作り上げてきた
伴先生の人間性に魅了されて1時間でした。

次回は第3回10月4日(日)を予定しています。
テーマは『授業力を向上させる」
教師であるならば誰でも望むであろう授業力の向上。
それについて
伴先生からたっぷり1時間学べるセミナーです。
贅沢で貴重なひととき、
ご一緒しませんか。 ぜひ北海道のたくさんの先生方に
聴いていただきたいです。
お申し込み、お待ちしています。
【グレードアップセミナー】
1 日時
令和2年9月26日(土)20時00分〜21時15分
ZOOMによるオンラインセミナー

2 内容 「ぶれないメンタル」
  QA

3 参加者 一般  70名 
  事務局     10名
  講師       1名
  計       81名

4 参加者の感想(抜粋)
"「自分の生き方を決める」というキーワードが心に一番残りました。
自分の生き方の軸を作るためにも、本を読んで、人に会って、新しい情報を仕入れていきます。

"あっという間の1時間でした。伴先生の生き方から、自分の仕事や今生の自分の過ごし方についても考える貴重な時間でした。
今日は特に、来てくれるだけでありがたい、生きているだけでありがたいという一言が心に残りました。

"伴先生のお話は何回聴いてもいいです。
これまでお聞きしたことのあるお話でも、何回も聞くことで、自分の根っこの部分に響いてきます。
(例えば特別支援学級で4年間担任したお子さんの卒業式前日のお話)
繰り返しお聞きできる環境を作っていただいて感謝いたします。

"あっという間の一時間でした。自分の生き方は自分で決める。読書、一流に触れる。即実行します。誰も困っていないは、この後の考え方が楽になる素敵な言葉でした。

"楽しい時間でした。そして、教師の仕事にとどまらない、人生についてまで思いを巡らせる、深い思索の時間でもありました。

人間は機械と同じ。
設計図が無ければ動かない。
その設計図は自分にしか書けない。
と、いう事を学んだとき痺れました。
目標を持ち生きていこうと強く思いました。
浮き草のように流されることなく、根っこを持つことから始めていきたいです。

特支の子の卒業式前日のエピソードを聞き、
大切なことを忘れていた、としみじみ感じました。
今生で会う人に、優しくなれるよう努めていきます。

人生において、
非常に価値のあること、大切なことを学ばせていただきました。
本当にありがとうございました。"

"自分を高めるために、本を読んだり、著名な方のお話を聴いたり、芸術に触れたりなどしていきたいと思います。

2020年9月14日月曜日

【報告】特別支援学習会Web「子どもの脳が危ない!」を開催




9月11日(金)特別支援学習会Web
WITHコロナの時代に子どもを守る指導と対応①
【子どもの脳が危ない】を行いました。

30名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

コロナ禍と言われる現在の状況。
子ども達の脳はどうなっていると考えられるか。
教師として、保護者として
できることを具体的に知ることができました。

こんな状況だから仕方が無い…ではなく
こんな状況だからこそ、手立てを知って
子どもたちによりよいものを提供していきたいと思います。

次回は10月16日(金)20:00-21:15
WITHコロナの時代に子どもを守る指導と対応②
【環境調整により安心を得る】
登校したがらない、無気力な子どもへの対応のポイント。
環境調整はすべての子どもに有効。
子どもが参加したくなる環境を仕組む。

また、オンラインセミナーin石狩も合わせて実施しています。こちらもぜひ、ご参加ください。

(セミナーHPはこちら)
https://sites.google.com/toss2.com/ishikari-onlinesemi/%E4%B8%8B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E3%81%AE%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

以下、報告です。

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<特別支援学習会Web>
テーマ
WITHコロナの時代に子どもを守る指導と対応①
【子どもの脳が危ない】

1 日時
  9月11日(金)20:00開始 21:15終了

2 会場
  Zoomによるオンライン学習会

3 講師
  高杉祐之(NPO TOSS石狩 代表理事)

4 講座内容

20:00 講座1【子どもの脳が危ない】
      子どもの心身、脳はどうなっているか。
      疲れている…だけではない子どもの逃避を理解する。
20:45 休憩
20:55 講座2「事例検討・QA」
21:15 終了

5 参加者

  30名(一般23名 事務局6名 講師1名)

6 参加者の感想(アンケートフォームから)
(1)
高杉先生の講座は初めてです。黒い画面や削られたれ言葉で見やすく分かりやすかったです。今後とも共に学ばせてください。

(2)
勉強になりました!ドーパミンのわかるできる授業の6つの要素、王道なんでしょうけど、やっぱり引きつけられます。

(3)
子供たちも、自分たちも、脳が通常ではなくなっているということがよくわかりました。私は、コロナ以前と比べ、失念がとても増えました。学校では、私含め、全体的に、連絡ミス・連係ミスが激増しています。自分の脳をメタ認知すること、子供への対応等、とても勉強になりました。教師ができること、家庭でできること、具体的でわかりやすかったです。次回も楽しみにしています。

(4)
今日もありがとうございました。知っている専門用語がいくつも出てきましたが、いざ自分が説明するとなると「え?なんだったっけ?どうだったっけ?」と思うものばかりでした。専門用語を誰にでもわかりやすく説明できるので高杉先生はすごいです。チロシン、マインドフルネス、コルチゾール…まだまだ自分は勉強不足です。アウトプットができるまで、今日の講座を復習します。

(5)
最近子どもの意欲が低下していると感じていたところですが、脳の機能が落ちているという背景、理由がわかりやすく学べました。教師ができることのみならず、ご家庭へのアドバイスも聞けてよかったです。

(6)
今日は良い講座をありがとうございました。私は児童デイサービスの指導員で、教師の皆さんとは立場が違いますが、自分の立場でも、脳の働きを取り戻すためにできることはあるんだなと知ることができました。ありがとうございました。今後の活動も期待しています。

(7)
高杉先生、大変分かりやすいお話、ありがとうございました。具体的な方法を交えて頂けるので、来週からの実践にいかせます。コロナ禍の中、子供の脳にどれだけストレスがかかっているかよく分かりました。そのことを理解しているか、していないかは大変大きいと思います。参加できて本当によかったです。次回もどうぞ宜しくお願い致します。ありがとうございました。

(8)
コロナで自分自身が怒りっぽくなっています。最近、生徒にもそう言われました。自分自身の状態をメタ認知しつつ、私の脳内物質のバランスを保つことから始めていきたいと思います。ありがとうございます。

2020年9月6日日曜日

【報告】子どもの脳と心を守る 杉山登志郎ゼミナールin石狩




9月5日(土)15時からZoomにて
「杉山登志郎ゼミナールin石狩」を開催しました。

62名の方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

子どもの発達を見ていくとき。
問題行動や困り感に対応するとき。
発達障害という括りだけでは説明しきれないことが増えています。

これまでの経験や固定概念だけではなく、
新しい知見と概念をもって子どもを見ることが必要です。

杉山先生はそのことを、
「トラウマのメガネで子どもを見る。」
という、重要な概念として示してくださいました。

そして、学校の役割について、何度も強調されていました。

参加者にとっても、新たな概念を提示していただき、
具体的な対応やトラウマ処理の手法とともに、
これからの指針となる重要なお話をいただきました。

また、NPO TOSS石狩の大田千穂先生から、
「ACE全体構造図」
の提案がありました。

杉山先生に、
「この内容をしっかり押さえれば、私の講座はいらない。」
とまでおっしゃっていただいた提案内容。

参加者の皆様にも
「全体構造図は本当に素晴らしいです。」
と感想をいただきました。

以下、報告です。

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杉山登志郎ゼミナールin石狩
テーマ「ACEを学ぶ 子どもの脳と心を守るために」

1 日時
  9月5日(土)15:00開始 18:00終了

2 会場
  Zoomによるオンラインセミナー

3 講師
  杉山 登志郎 先生
 (福井大学子どものこころの発達研究センター)

3 講座内容

  講座1『児童期逆境体験(ACE)とトラウマ』
  講座2『児童期逆境体験(ACE)を持つ親子への対応』
  講座3『ACE対応の全体構造を提案する』
  講座4『Q&A』

4 参加者

  63名
 (当日一般53名 事務局8名 講師1名)

5 参加者の感想(アンケートより抜粋)

(1)
驚きの連続でした。体罰で前頭前野が委縮、暴言で聴覚野が変形・・。フラッシュバックのつらさが嗜癖へと逃げさせる。それが寿命にまで影響する。これまで発達障害は「生まれつき」という認識でした。しかし、今日のお話を聞き、子育てしづらい世の中の縮図が、今の子どもたちの生きづらさを直撃しているような気がしました。「トラウマのめがね」をもって今後、子どもたちを見れば、子どもたちの一見理解できない行動の理由が見えてくるかもしれません。(教育関係者)

(2)
本日は、貴重なセミナーをありがとうございます。杉山先生のお話を2時間も、しかも自宅で受講できる大変貴重な機会に大変うれしく思いました。1つ目の講座では、トラウマに関する衝撃的なお話を聞き、少しゾッとしました。しかし、2つ目の講座を聞き、「きちんと教育を行う」ことをしっかりとやるぞと思いました。持ち場でできることを確実にやることの重要性を感じました。ありがとうございます。(教育関係者)

(3)
杉山先生のお話を伺う機会を作ってくださってありがとうございます。興味深いお話でとても引き込まれます。私は保護者ですが、小学校で相談員もしています。様々な子どもの安全に少しでも力になれればと思ってお話を伺いました。また、子どもだけでなく、支援の必要な親もたくさんいると感じています。どんな関わりでそれができるのか、試行錯誤しているところです。(保護者)

(4)
教育現場ではなかなか知る機会のない、貴重な知識を、たくさん教えていただきました。子ども達と日々関わっていく中で、感じる違和感がなんなのか、どうしたらいいのか分からず、手探りの日々でした。特にトラウマのめがねで子どもをみること、バタバタ体操・手動での両側刺激はすぐに使っていこうと思いました。私たちにできることは、きっとたくさんあって、知識や技術を得ることで、傷つく子ども達や保護者の力に少しでもなれたらと思います。それをどんどん実践していきたいと思います。ありがとうございました。(教育関係者)

(5)
前回のゼミに引き続き参加させていただきました。ACEを持つ親子への対応原則を知り驚きました。心にとめ子どもたちと向き合っていきたいと思います。TOSS石狩のみなさんの作成した全体構造図は本当に素晴らしいです。何度も見ながら実践につなげていきたいと思います。これまで準備いただき、ありがとうございます。このような機会を作っていただけたことに感謝しています。ありがとうございます。(教育関係者)