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2020年8月30日日曜日

【報告】特別支援学習会Web④を開催!

8月28日(金)特別支援学習会Web
「SLD児童の対応~苦手な子も巻き込む算数授業 」
を行いました。

『学習モデル』から、視覚、聴覚いずれかに苦手がある時、
どのような支援が行えるか、と具体的に考えました。
このような場合はこれ、というように
引き出し、またはグッズをたくさんもっていて、
使いこなすことが必要、ということを実感するお話でした。
QAにも即座に具体的に答えていただけることが
大変好評です。

参加された方の感想です。
(1)
学習モデルは知っていましたが、スッと想起できて、パッと説明できるという形で使えるようになりたいなと思いました。

(2)
SLDについて、とても勉強になりました。『いかなる場でも貫く教師の授業行為の原則』に書かれていること、十数年間何度も読み、学び、実践してきたつもりでしたが、まだまだだったと実感しました。高杉先生の例示と解説、とてもわかりやすかったです。人数こそ少ない学校ですが、なかなか大変な子、特別支援を要するこの割合が高く、複式授業の中で日々格闘しています。まだまだうまくいかないことの方が多いですが、学んだことを1つでも生かし、子供たちを伸ばします。ありがとうございました!

(3)
SLDの話で、学習モデルをもとに支援の方法を考えるところがとても勉強になりました。

(4)
算数障害の話はとてもお聴きしたかったので、有意義な時間でした。子どもの躓きを細かに分析し、足りない部分を一つずつ埋めていった。その先に、猛烈な成長がやってきたというお話は圧倒的でした。算数の系統を理解し、数か月のスパンで少しずつ支援し続けるという教師のかかわりがとにかく説得力をもって心に迫ってきました。自分にその問題意識とスキルがあったら、何人の子どもが救えたのでしょう。SLD、勉強します。本日も素晴らしいセミナーでした。高杉先生、事務局の皆様、ありがとうございました。後期の学習会もよろしくお願いいたします。

(5)
本日は講座をありがとうございました。LDからSLDに変わった理由を知ったり,QAでアセスメントのことなどをお聞きできたり,とても勉強になりました。上半期の特別支援学習会で学ばせていただき,誠にありがとうございました。下半期の特別支援学習会も学ばせてください。

(6)
学習モデルとして入力から脳内での統合・処理を通して情報出力までの図の流れが大変印象的でした。視覚、聴覚などの入力や動作、音声などの出力のそれぞれに困難を生じた場合の具体的な手立てを参加者のみなさんと考えたことで、整理しやすく分かりやすかったです。算数障害におけるスモールステップの手順も参考になりました。ぜひ実践してみたいです。ありがとうございました!

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オンラインセミナーからは9月から<下半期>となります。

下半期の特別支援学習会Webテーマは、
「WITHコロナの時代に子どもを守る指導と対応」です。

次回は9月11日(金)19:00-20:15
【子どもの脳が危ない】子どもの心身、脳はどうなっているか
疲れている…だけではない子どもの逃避を理解する
です。

また、下半期はオンラインセミナー10月と12月の2回、
特別支援学習会を9月から12月の4回を予定しております。
また皆様と交流し、学ぶ時間がもてましたら幸いです。

(セミナーHPはこちら)
https://sites.google.com/toss2.com/ishikari-onlinesemi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0


以下、報告です。
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特別支援学習会Web④
「SLD児童の対応~苦手な子も巻き込む算数授業」

1 日時
  8月28日(金)19:00開始 20:15終了

2 会場
  Zoomによるオンライン学習会

3 講師
  高杉祐之(NPO TOSS石狩 代表理事)

4 講座内容

19:00 講座0 ミニQA
19:10 講座1「SLD児童の対応~苦手な子も巻き込む算数授業」
19:40 休憩
19:50 講座2「事例検討・QA」
20:15 終了

5 参加者

  29名(一般22名 事務局6名 講師1名)