第1回目は授業での特別支援対応についての講座でした。
ディスレクシア、はよく聞く言葉ですが、
ディスグラフィア、ディスカリキュアなど、
いわゆる「お勉強のできない子」は実は、
こんな困難を感じていたのか、と具体的に学ぶことができました。
今年2年生担任の高杉先生の教室の映像は、
子どもの実態にあった具体的な指導がよくわかり、
参加者に大変好評でした。
同僚で昨年(1年生の時)の子どもたちを知る方は、
その変化に大変驚いておられました。
事務局一同、参加者とともに学ぶつもりで
さらによい学習会にするべく努力していきます。
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特別支援学習会Ⅳ 第1回
■日時: 4月28日(木) 19:00~20:30
■場所: 厚別区民センター
■内容
テーマ … 授業での特別支援対応 ~LD,ディスレクシア~
【第1講座】 19:00~19:30
①算数LD児童とはこういう子ども。
②ディスレクシア児童とはこういう子ども。
【第2講座】 19:40~20:00
模擬授業(算数が苦手、あるいは音読ができない児童への対応)
【第3講座】 20:10~20:30
■参加者
一般 35名
事務局 10名
講師 1名
合計 46名
■感想
・LDの子どもに対応する方法はいろいろあり、初めて知る方法もありました。
先生方の模擬授業を受けて、よどみなく進んでいるけれど、支援を要するお子さんは
様々なことでつまずきを感じていることもわかりました。
・模擬授業をさせていただくことで、今もっている生徒に対して、支援の幅が広がりました。
・注意ばかりしていては勉強がきらいになってしまうと思っていたところだったので、
大変参考になりました。
・ADHD,ASDなどと比べて、LDはよくわかっていないことが多いです。
まず基本的なことから勉強していくことが必要と思いました。
・「言葉をけずる」「指示を通す」「ほめる」など、特別支援以前の指導技術、
授業力を高めなければ、対応までいきつかないと思います。
・Qの時の回答を聴く静かで真剣な雰囲気にしびれます。学びが深まります。
・国語の音読指導と英文音読指導と同じところがあり、自分の指導を見直しました。
・いつも叱られているあの子の笑顔をふやしたい、という思いできました。
・模擬授業の開設や代案が勉強になります。
・もっと上手に対応できたら…といつも心が折れかかるのですが、
この学習会に参加するたびにモチベーションがあがります。
・思い当たる子がいて、反省しました。具体的な支援の仕方を聴くことができて
本当によかったです。
・リミットテストや机上整理の話など、あらためて考えさせられました。
・具体的な言葉の削り方が体験できてよかったです。
・学力をつけるために、信頼関係の築き方をもう少し、考えなくてはいけないと思いました。
・子ども立ちの成長が看てとれました。先生の努力に頭がさがります。