今回は「同時多発」がテーマでした。
支援の必要な子どもが複数いて、
それぞれ状況が異なり、それ故個々に対応を迫られる…
日常にはよくあることです。
それに対してどうするか、極めて具体的な講座と演習でした。
高杉先生の講座はいつもわかりやすい、と好評です。
◾️セミナー名「2024特別支援学習会下半期3回目」
◾️日時
2025.1.24(金)19:00~20:45
◾️場所
手稲区民センター
◾️参加人数
一般25 事務局7 講師1
◾️講座内容
第1講座
個別に調整する対応方法の判断
~同時多発!に対応するプロの調整力、個別指導のタイミング
第2講座
模擬授業
わからない子、できる子、どちらも満足するリズムとテンポ
第3講座 20:00~20:25
事例検討
第4講座 20:30~20:45
QA
◾️参加者の感想
(1)
「タイムラインのずらし」は今まで考えたことがありませんでした。今年は担任外ですが、4月から実践していこうと思います。「騒いでうるさい児童に起立させて読ませ、点数をつける→授業に熱中させる」という手法も目から鱗が落ちる思いでした。ワーキングメモリー過多に対して、教師が「ひとつ引き受ける」というのも実践していけそうだと感じられました。
(2)
同時多発的にいろいろなことが起きた場合、対処が本当に難しいなと思いました。模擬授業の様子を見ていて、今の自分には、全く対処できないなと思いました。授業の本流を進めつつ出す、時間差を生み出すための指示、必要な技だなと思いました。教科書を片手で持って、教科書の「垂れ」で支援を隠しているところ、支援を見せない優しさが伝わってきました。そういう、さりげないやさしさで接する先生、すてきだなと思いました。
(3)
今日の研修を受けて、同時多発が起こった時の個別の対応が自分の中で少なかったなと感じました。また、指示の言葉も多かったなと改めて思ったので、隠れ指示も意識しながらこれから改善していきたいと思いました。質問にも丁寧に答えていただき、ありがとうございます。自分の対応に自信がなく、このまま中学生になっても大丈夫かなと思っていましたが、楽しい時間を共有できるように担任の先生とも相談していきたいと思います。
◾️お申し込み先
https://forms.gle/KY1n8kc6fgHyMNQ87
◾️セミナーHP
https://sites.google.com/toss2.com/ishikari-onlinesemi/2024%E4%B8%8B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E3%81%AE%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8?authuser=0