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2013年8月27日火曜日

【報告】第1回向山型算数実践力向上セミナー

「向山型算数の伝道師」馬場慶典先生をお迎えして、
第1回「実践力向上セミナー」を開催いたしました。

石狩教育サークルでは毎年夏に馬場先生をお迎えし、拡大例会を行ってきました。
今年からはTOSS北海道中央事務局&青年事務局が主催となり、セミナーとしての開催です。

「楽しかった」「2学期が楽しみになった」
と、多くの参加者の方が元気をいただいた、熱気ある講座でした。

「セミナーの心臓部」と馬場先生が力を注がれていた介入模擬授業には6名の先生が挑戦。
馬場先生の代案と教科書の仕組みを紐解く解説に、何度も驚きの声が聞かれました。

また、馬場先生の弟子でいらっしゃる中田昭大先生の講座では、
馬場先生との出会いの紹介から、中田先生が印象に残ったという授業の再現へ。
中田先生が選ばれた授業を通して、馬場先生の「詰め」と「考えの引き出し方」が、
よりくっきりと浮かび上がりました。

次回は年明け1月6日(月)に、第2回を開催予定です。

1 日時 8月10日(土)

2 場所 札幌市中央区民センター 視聴覚室

3 内容
講座1『馬場先生が斬る。介入模擬授業〜特別支援を要する子を学級でどのように対応するか』

講座2『教科書だから分かるできる。馬場先生の師範授業』

講座3『馬場先生の弟子、中田氏が語る「馬場先生と向山型算数」』

講座4『馬場学級の公開研〜校内の研究でどう闘うか?』

講座5『馬場学級をのぞく〜向山型算数の達人、馬場先生はどんな学級経営を行っているのか?〜』

4 参加者 41名

5 参加者の感想(アンケートより抜粋)

 教員になって10年たち、
自分に教師としての力が何もないことにあせりを感じていました。
そんな時、同じ学校に勤務する山下先生に声をかけていただき、
当セミナーに参加させていただきました。
学級をもった時、どんな授業、どんな学級経営をしたらよいか不安ばかりでしたが、
「やってみたい」「できるかも」ということ、
そして「もっと知りたい」という前向きな気持ちになりました。

 隠して情報を制限する、余計なことはせず「やってごらん」と突き放す等のこと、
使いどころをよく考えずマネしていました。
今日のお話を聞いて、そんなに深かったのかと驚きました。
面積図やたすきがけ、高学年を教えていたときは悩みました。
引き出しをたくさんもっていることが大事なのですね。
目の前の子どもに対応するため色々な実践を勉強しなくてはと思います。

 馬場先生の人柄にまたふれることができました。
教材研究のポイントを知ることで、2学期の授業の進め方が変わりそうです。
教科書の使い方、ポイント、盛り上がる場面をどこにするか、指導の視点をいただきました。
中田先生の講座、本当に面白かった。馬場先生との出会い、セミナー、合宿の参加へのためらい。
よくわかります。力のある人に師事して正しい努力をしたからこそ、今の姿があるのだと思いました。