集中して長い時間勉強を行うと、
テンションが上がり、頭がより冴えてくる感覚になる。
そんな経験、ありませんか?
私が受験生だった頃、しばしばそのような感覚になったことがありました。
その感覚は、再び最近よく感じるようになってきました。
それは、サークル例会に参加したときです。
昨日の例会でも、そのような感覚を味わいました。
教師が走る師走。
2学期が終わろうとしている今、9名もの先生方が例会に参加されました。
サークル見学で参加してくださった方もいらっしゃいました。
筑波で行われた教育技術学会の報告から例会が始まりました。
今年の学会のテーマは「特別支援教育」です。
視知覚認知、6つの視力など、最新のキーワードが次々と紹介されました。
離席をする子への対応も、模擬体験しながら紹介されました。
何人かの先生が離席する子への対応を実演してみます。
その後、どのような対応が良いのか、アドバイスを報告者からもらいました。
レポート検討は、「特別支援コーディネーター通信」
「学級通信」「高校セミナー報告」
「北海道セミナー反省」など、合計10枚を超える資料を検討していきました。
「暗唱」について、詳しく取り上げられました。
暗唱入門期の具体的指導から、年間指導まで話は及びました。
話はどれも、3学期からすぐに実施できる内容でした。
「模擬授業」は4本行われました。
「元素記号(高校理科)」「変わり方を調べよう(6年算数)」「船(6年国語)」
「ためになることわざ(話す聞くスキル)」です。
「変わり方を調べよう」では、向山先生の代案を聞くことが出来ました。
それは、教室にいるどの子も「変わり方」をイメージできる授業でした。
「船」は、特別支援を必要とする子どもがいるクラスを想定しての模擬授業でした。
「全体を優先すること」「その子どもを巻き込む授業の流れ」など、
多数のポイントが示されました。
最後は、「ためになることわざ」です。
「たけのこ読み」から「指名無し音読」へのステップが代案により示されました。
今回も学び多き例会でした。
頭が冴え、テンションが上がったまま私は帰路につきました。